富士金梅®は日本製帆布ブランドの雄として、1948年会社設立以来「JAPAN MADE」にこだわりながら伝統を守り安定した素材と品質を提供してきました。
現在では長年綿帆布で培ったJAPANクオリティーを大切にしながら、日本国内のみならず世界中より厳選した素材を集め、素材の枠を超えたテキスタイルを『Made by 富士金梅®』として生産しております。
富士金梅®は自然との絆を大事にこれからも皆様に喜ばれるテキスタイルを提供して参ります。
帆布織機について
シャトル織機は力があり帆布を織るのには最適で、その特徴として耳付き(セルビッチ)であるため、縦糸のほつれがなく強度を保ちつつ、生地にふくらみが生まれ、ふっくらとしたボリューム感のある風合いに仕上げることができます。
しかし、その半面、職人の手作業が必要な部分も多く、低速で織るため生産効率に欠けています。
現在は、シャトル織機の生産はされておらず、現存するものも機械の老朽化から年々台数が減少し続けており、多くの工場では生産効率の良いシャトルレス織機に置き換わってきています。
織機の種類
弊社で生産している帆布では、用途などに合わせ複数のタイプの織機を使用して生産しています。以前の帆布織機はシャトル織機が主力でしたが、現在では生産性の向上、品質の安定化などの面でメリットのある、シャトルレス織機(レピア織機、エアージェット織機)が主力となっております。
シャトル織機
シャトル織機はシャトル(杼)の往復運動によりよこ糸を入れる織機です。よこ糸はシャトルの中心部に収納されていいます。力があり帆布を織るのには最適で、その特徴として耳付き(セルビッチ)であるため、縦糸のほつれがなく強度を保ちつつ、生地にふくらみが生まれ、ふっくらとしたボリューム感のある風合いに仕上げることができます。しかしその半面、よこ糸の収納量が小さいため、頻繁に糸チェンジが発生します。また職人の手作業が必要な部分も多く、低速で織るため生産効率に欠けています。また現在シャトル織機自体の生産はされておらず、現存するものも機械の老朽化から年々台数が減少し続けており、多くの工場では生産効率の良いシャトルレス織機(レピア織機やエアージェット織機)に置き換わってきています。
レピア織機
レピア織機は2つの棒状の金具が織物中央でよこ糸を受け渡して織りあげる織機です。織物中央までの往復運動のためシャトルよりも高速で織りあげることができます。またよこ糸は、チーズと言われる大きな糸の巻物から供給されるため、糸チェンジが少なくシャトル織機にくらべ織傷などが発生しにくい織機です。また織物の耳形状はよこ糸をカットしてあるため、房耳と言われる形状になります。
エアージェット織機
エアージェット織機は空気の噴射によりよこ糸を飛ばして織りあげる織機で、レピア織機よりも更に高速に織りあげることができる織機です。主に毛羽が多いコットンの様な短繊維の織物に適しています。空気の力で糸を運ぶため、あまり太い糸は飛ばすことができず、厚い織物は織ることができません。またレピア織機と同様によこ糸は、チーズと言われる大きな糸の巻物から供給されるため、糸チェンジが少なくシャトル織機にくらべ織傷などが発生しにくい織機です。また織物の耳形状はよこ糸をカットしてあるため、房耳と言われる形状になります。
Evolution(進化)
帆布カラー定番も約35年経過し、新たに川島商事オリジナル富士金梅®織りネームタグ、ピスネームタグを製作しました。
下げ札
SIZE:H70xW60mm
プリントネーム(両端折り曲げタイプ)
SIZE:45x45mm
織ネーム
SIZE:40x40mm
ピスネーム(二折りタイプ)
SIZE:H20xW15mm
商標・登録商標について
富士金梅®は、川島商事株式会社の登録商標です。
弊社商標を無断で使用されている場合は、商標法における商標権の侵害に当たりますので、ご一報いただきますようお願い致しますと共に商標の適切な使用を重ねてご協力下さいますようお願い致します。